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【空手ってどんな格闘技?】空手の歴史、強さ、使い手を徹底解説

 

 空手は、日本の打撃格闘技の中では最も競技人口が多いのではないでしょうか?

 1933年に正式承認されてから約100年。それだけ長い時間が経った今でも、その有用性は世界中で認められており、多くの格闘家たちが空手の技術を今尚学んでいます。

 この記事では、そんな空手の歴史、強さ、歴代の使い手たちを徹底解説いたします。

 

空手とは

 

 空手とは、拳足による打撃技を特徴とする格闘技です。

 

 空手と言っても現在は大別すると2種類あり、

 伝統派空手とフルコンタクト空手に分けられます。二つの違いを説明すると以下の通りです。

 

伝統派空手・・・直接打撃を避け、寸止めで組手を行う。型を重視している。

         間合いが広く早い。

 

フルコンタクト空手・・・顔面等急所を避けて、打撃、突きを行う。伝統派空手よりも間合いが短いが、その分コンビネーションが豊富

 

 

空手の歴史について

   

  起源は琉球王国にあります。

 

 中国から琉球王国に武術が伝わり、唐手と呼ばれていたのが、琉球王国内で独自進化し、琉手となったと言われています。(所説あり)

 大正時代に琉球が沖縄となり、日本中に伝わり、現在の空手と呼ばれるようになります。更に戦後には世界中に空手は普及していき、2021年のオリンピックでは正式種目に選ばれるまでになりました。

 

 日本中に広まった空手は様々な流派に別れていきました。特に松濤館流・剛柔流・糸東流・和道流は空手の四大流派と言われており、伝統派空手の代表的な流派です。

 

 このような寸止めの伝統派空手に対抗する形で出来たのが、1964年に設立された極真空手です。開祖は大山倍達であり、彼は防具を一切使わず、直接打撃ルールを採用(これがフルコンタクト空手)して、一大旋風を巻き起こしました。

 また、大山倍達自身の生涯が波乱万丈であり、そのカリスマ性から極真空手は空手界の一大勢力となりました。

 

大山倍達。http://www.kyokushinkaikan.org/ja/about/originator/より引用


 

 

空手の強さについて

 

 フルコンタクト空手も伝統派空手もメチャクチャ強い

 

 フルコンタクト、伝統派共に、空手出身の有名トッププロ格闘家達がいます。

 例えば、K-1で大活躍したアンディ・フグは極真空手出身でパワフルな蹴りで相手選手を倒していました。

 また、総合格闘技の堀口恭司選手は伝統派空手出身で、その伝統派らしい間合いの広さと突きの速さは多くの屈強な外国人ファイターたちを苦しめました。

 このように、空手は今尚最新最強の武術であり続けています。

堀口恭司。https://jp.rizinff.com/_tags/%E5%A0%80%E5%8F%A3%E6%81%AD%E5%8F%B8より引用

 

空手の使い手について

 

空手の有名選手を紹介いたします。

 

レジェンド

 大山倍達

 

 キックボクシング

那須川天心

  山崎秀晃

 

MMA

  堀口恭司

  扇久保

 

大人気だったK-1のKは空手のKともいわれており、その影響なのかキックボクサーの中には空手出身者が多くいます。 

 また、MMAにおいても、その間合いの有用性から多くの選手が空手を取り入れています。

 

架空の空手家たち

バキシリーズ・神心会

 愚地独歩

 愚地 克巳

喧嘩稼業・進道塾

 山本陸

 上杉均

修羅の門・神武館

 龍造寺徹心

 海堂晃

 

 ポプュラーな格闘技であることから、多くの格闘漫画にて登場し、いずれも強キャラとして描かれています。

 

まとめ

 

 この記事では空手についてその歴史、強さ、使い手いついて徹底解説してきました。

 以下、まとめです。

 

・空手は打撃を中心にした格闘技

・空手は中国、琉球王国を経由して日本中、そして世界中に伝わった

・空手には伝統派とフルコンタクトの二種類ある

・伝統派とフルコンタクトの一番大きな違いは打撃を当てるか当てないか

・伝統派、フルコンタクトの両方に良いところがあり、多くの現役格闘家も空手を習っている。

・フルコンタクト空手の最も有名な流派が極真空手

・極真空手の創始者である大山倍達は伝説の格闘家

・フィクションの世界でも多くの空手家が出てくるほどポプュラーな格闘技

 

 空手はこの記事で紹介した以外にも、関節技を取り入れている流派などもあり、本当にさまざまな流派があります。

 もしもこの記事で興味を持っていただけたのならば、是非ともお近くの道場がどのような流派なのか調べてみるのも面白いかもしれませんね。

 

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