堀口恭司は 『史上最強のMade In JAPAN』と呼ばれており、その異名の通り日本格闘技史上一番活躍した選手と言ってもよいのではないでしょうか?
日本人として、初めて世界的な団体でのベルト獲得など話題に尽きない堀口選手ですが、この記事では堀口恭司の強さ、身長、そして朝倉海との試合など徹底解説していきます。
・強さ
現在(2022/11)恐らく日本人で堀口選手に勝てる選手はいません。それくらずば抜けて強いと思います。
戦績を見ると、35戦30勝5敗。3敗は強豪外国人に惜敗した試合と、若い頃上田将勝に負けた試合、そして朝倉海選手に負けた試合の5つです。ちなみに、朝倉海選手に負けた時は腰を負傷しており、その後ダイレクトリマッチでしっかり朝倉選手に完勝しています。
では、堀口選手の何がそこまで強いのかと言うと、全部です。
堀口選手について、語るときよく挙がるのが、日本の伝統派空手仕込みの間合いの遠い早い打撃であり、そのことからストライカー中心の選手と言われることが多いです。
しかし、堀口選手はレスリングも、寝技も強い。
そもそもテイクダウンされないし、転ばされてからの対処も早いし、寝技の展開になっても防げるし、逆に攻めることも出来る。なんでも出来る、まさに総合格闘家です。
それ故に、日本最高峰のRIZINでも世界的な団体のベラトールでもベルトを巻くことが出来たのでしょう。
・身長
堀口選手の試合を見ていると、彼がかなり小柄なことに気が付きます。
さまざまな場所で165センチと記載されていることが多いですが、身長は163センチだそうで、学生時代のあだ名はちびだったそうです。
しかし、そんな小柄なことをものともせず、自分よりも長身の選手をボコボコに倒しまくる爽快さも堀口選手の魅力です。
現に、ベラトール王者だったダリオン・コールドウェルは178センチと、堀口選手よりも15センチ身長が高いですが、2度戦い、2度倒しております。
・朝倉海選手との試合
堀口選手を語るときに、よく話題に上がるのが、朝倉海選手との2019年の試合です。
試合前は堀口絶対優勢との見方が大半でしたが、試合が始まってしまえば、1Rで朝倉海選手のカウンターパンチが堀口選手を的確にとらえ、そのまま押し切られて1RKOとなりました。
RIZIN、ベラトール2団体制覇していた堀口選手が負けるとは誰も思っていなかったことでしょう。当時堀口選手は腰を負傷していたことが後に明かされますが、しかし、勝負の世界にたらればは存在しないので、素直に押し切ることが出来た朝倉海選手のパンチ力とフィジカルを称えるべきでしょう。
その後、堀口選手は膝の負傷にも悩まされ、長期間戦線から離脱しますが、2020年の大晦日に朝倉選手とリベンジマッチを行い、完勝し、ライジンのベルトを奪い返しました。
まとめ
堀口選手はフライ級に階級を下げることを示唆しており、今後、どのような展開をみせるのか非常に楽しみです。