格オタブログ

格闘技のあれこれを記事にしていきます。

【チャールズ・オリベイラとは何者か?】経歴、強さ、ファイトスタイル、RIZINのサトシ・ソウザとの関係も徹底解説

https://voi.id/ja/sports/165994/read


 この見るからにファンキーな兄ちゃんは史上最強の男ハビブ・ヌルマゴメドフの突然の引退の後に現れ、一番選手層の厚いライト級で次々に強敵を葬り去っていき、新王者になった男、チャールズ・オリベイラである。

 この記事では彼の経歴、強さ、ファイトスタイル、RIZINのサトシ・ソウザとの関係も解説していく。

 

・経歴

 

 チャールズオリベイラは1989年にブラジルの貧民街(ファヴェーラ)にて生まれる。

 幼い頃はサッカーが好きな少年だったが、難病にかかり歩行困難になり辞めざるを得なくなる。その後、なんとか体調は回復したものの、家族の生活は好転することはなく、貧しい生活を送ることになる。

 12歳の頃、彼はブラジリアン柔術を始める。貧困層向けの社会的プログラムの一環で彼は無料で柔術を習うことが出来るようになり、そんな彼を家族全員で支え続けた。

 そして19歳で総合格闘家になると、破竹の12連勝を記録し、強さが認められUFCに参戦が決定する。

 しかし、そこで彼はUFCのレベルの高さを思い知らされることになる。

 ライト級でデビューするも、勝ったり負けたりの試合を繰り返し、フェザー級に階級を落とす。しかしフェザー級でもチャンピオンクラスには惜敗してしまう。

 こうして長きに渡り日の目を見なかった彼だったが、2017年にライト級に戻したタイミングで遂に覚醒。

 クレイ・グイダに勝利したのを皮切りに怒涛の8連勝後、遂にタイトルマッチでマイケル・チャンドラーとハビブの引退で空位になった王座をかけて戦い、彼を下し2021年には新王者に。更にダスティン・ポイエー、ジャスティン・ゲイジーといった強豪を相手に勝ちまくり脅威の強さを見せつけたが、2022年にヌルマゴ一族のイスラム・マカチェフに敗北し王座陥落。

 

 

・強さ

 

 チャールズ・オリベイラと言えばブラジリアン柔術!!!

 寝技からの極めでUFC最多一本勝利記録を持っている。更に近年は打撃にも磨きがかかり、弱点のないファイターへと進化していった。

 最近覚醒したように思われがちだが、彼の試合は昔から面白かった。

 と言うのも、彼の生涯戦績の中で判定までもつれ込んだ試合が極端に少ない。

 勝つにしろ、負けるにしろ全てKOか一本勝利なのだ。

 このようにして、メインカードではないにしろ、派手な試合をしてUFCを支えてきたファイターが日の目を浴びるのは素晴らしい。

 

www.youtube.com

 

 

・サトシ・ソウザとの関係

 

 17歳くらいの頃、チャールズ・オリベイラはブラジリアン柔術の大会で妙に強い青年と出会う。彼とはその後何度も戦ったのだが、遂に勝ち越すことはできなかった。この青年こそ後のRIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザである。

 二人はお互いにリスペクトし合っており、サトシがチャンピオンになった時、チャールズオリベイラは以下のようなリプライを送っている。

 

 

 意味としては『俺たちは兄弟だ!しかしどこの団体のチャンピオンにもブラジル人がいるな』と言う意味らしい。

 昔はサトシの方が強かったみたいだが、経験を積んだ二人が今戦ったらどちらが勝つのか全く想像がつかない。

 

gyudonhitosuji.hatenablog.jp