格オタブログ

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2022年12月3日(土)K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~初代バンタム級王座決定トーナメント~ 感想

 

https://hochi.news/articles/20210530-OHT1T51135.html

 2022年6月天心と武尊がRISE、K-1から去った。

 YA-MANは二大巨頭がいなくなり、戦国時代が訪れると言っていたが、まさにRISEもK-1も誰がNEXT天心・武尊を担うか予想がつかない混戦になっている。

 RISEでは白鳥大珠とYA-MANが大激突。負けはしたがYA-MANが名前を更に上げ、風音は大﨑一貴に敗れ、原口健飛は世界に敗北、日本人最強と目される海人も世界相手に大苦戦。

 一方、K-1では軍司泰斗とレオナ・ペタスがトーナメントで優勝し力を見せつけ、THE MATCHでRISEの強豪志朗を倒しNEXTの呼び声が大きかった玖村将史は敗北を味わい、ライバルの金子晃大は勝利後のマイクでTHE MATCHで敗北した鈴木真彦へのリベンジを表明した。

 そんな中で12.3に行われたK-1 WORLD GP 2022 JAPAN初代バンダム級王座トーナメント。ここで注目されたのが黒田 斗真である。

 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメントで優勝し、黒田ここにあり、と世間に知らしめた彼が果たしてNEXTに名乗りを上げれるのかがこのイベントのメインだと俺は思っていたが、結果的に黒田選手は見事トーナメントを優勝しバンダム級王座に輝いた。

 この記事では試合を振り返りつつ、個人的な感想を書いていく。

 

 

・金子・玖村のKO勝利、対決の機運高まる。

 

 人気選手の金子&玖村がKOで海外の強敵相手に勝利。

 これは素直に嬉しかった。特に玖村の対戦相手はガチ強豪っぽかったのに、キッチリ倒すあたり流石の実力。

 試合後に玖村は『金子選手がコンペット(玖村が負けた相手)とやりたいと言っていたが逃げるな』と言っていたが、金子は『コンペット戦が終わったらいつでも』とアンサーしていた。

 あくまでも海外の強豪との戦いを優先するあたりに金子のストイックさというか、がつがつした姿勢を見て、個人的には金子に対する期待度が増した。あくまでもストーリーよりも実力を重視していく姿は見ていて気持ちいい。

 一方、ふれなければならないのが、勝利後の玖村&ゆうちゃみカップルのイチャイチャだろう。

 交際をオープンにしている美男美女カップル。KO勝利後はツーショットで勝利を分かち合ったのだが、羨ましすぎるわ・・・なんだよ、若くてカッコよくて強くて可愛い彼女いて、なんか眩しいわ、おじさん死んじゃいそう。

www.youtube.com

とにもかくにも、金子VS玖村の対決がいつになるのか、とても楽しみである。

 

 

・サッタリの敗北

https://news.yahoo.co.jp/articles/943a123611fd79c92bb16a6b5eeca65833a79f71

 これ、敵いないんじゃね?と思うくらい強かったサッタリの敗北がかなり話題になったが、終わってみれば当然っちゃ当然の結果である。

 ナチュラルウェイトが大体85キロくらいのサッタリが海外のクルーザー級に負けるのはある意味当然っちゃ当然の結果である。

 相手のステファン・ラテスクはまだ21歳。しかも世界的にはまだ強豪とは言えないレベルの選手だったのだが、改めて日本重量級の層の薄さ、そして海外との実力差を見せつけられる結果になった。

 

 

・軍司泰斗KO出来ず

 

 軍司はONE Championshipにも参戦したワン・ジュングァンと対戦。

 どっかで見たことあると思ったら昔武尊と戦った中国人である。

 さて、試合は軍司が勝ったものの、どうしても対戦相手のこともあって武尊と比べてしまう自分がいる。武尊のワン・ジュングァンとの試合を見直すと、そのパワー、スタミナどれをとっても不世出のファイターだと改めて思う。というか、やっぱり武尊の戦い方には華を感じる。

 NEXTとして名をあげるならば、ここはKOしてほしかったところだ。 

 本人も、この試合には満足していないようで、インタビューでは悔しいと発言。防衛戦は強い外国人とやりたいと言っており、軍司の気合を感じた。

 マジで応援している。

 

・黒田の優勝とバンダム級

 

 バンダム級トーナメントは決勝で石井 一成を退け、黒田の優勝で幕を閉じた。

 掛け値なく素晴らしい試合だった。腕を骨折しても戦い、勝利した黒田選手にとても感動した。

 ただ、しかし、本音を言えば、何個か言いたいこともある・・・しかし、一番言いたいことはだね・・・

 

 RISEで7,6番手どまりの石井 一成がトーナメント決勝いっちゃうあたり、俺は不満である。

 RISEで微妙だった石井が優勝しちゃうかも知れなかった現状である。

 いや、別に石井下げがしたいわけじゃない。準決勝で石井に負けた池田も歴が短いにも関わらずチャンピオンになった天才だし、準決勝もいい試合だった。

 でも、違うんだよ。俺は、俺が見たいのは、生え抜きのK-1勢がぶっちぎりで勝つところだったの!!!・・・・と駄々をこねても仕方がない。ただ、THE MATCHで負け越したからこそ、圧倒的な強さを見せてくれる選手が見たかった。それだけなのである。

 今回だって、黒田がせっかく優勝したのに、『じゃあ、実質全員風音以下だなwww』というムカつくコメントをネットで見ても何も言い返せないのが実情である。

 どうにか黒田にはもっともっと強くなって、そう言う雑音を消して欲しい。

 そして、そして、どうかどうかRISEともう一度対抗戦して勝ち越してくれ!!!

 じゃないとワシゃ死に切れんのじゃ…!!!!

 

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