この元気そうなおっちゃんがコナーマクレガーである。
総合格闘技に興味がない人からすれば、ただのガラの悪そうなおっさんだが、安心して欲しい、総合格闘技ファンの間でもガラの悪いおっさんとして知られている。
ただし、『世界最高の』ガラの悪いおっさんなのだ。
・経歴
wikiみたり、他のブロガーがいくらでも彼の経歴をかいているので、詳細は割愛するが、彼、コナーマクレガーは不世出の大スター選手である。
生活保護を受けるくらい貧乏人だった彼は世界最大の総合格闘技団体UFCに2013年から出場。すぐさま頭角を現し、判定ではない、派手な勝ち方と相手を煽りまくるトラッシュトークで一躍人気者に。
2015年には10年間無敗だった王者ジョゼ・アルドを1R13秒でKO。世界フェザー級王者になった。更にライト級の猛者ネイト・ディアスとの2度に渡る死闘(特に2度目)とドラマチックな勝利はファン投票で『UFCの歴史最高試合』にも選ばれている。
2016年にはライト級王者エディ・アルバレスを破り、UFC史上3人目の2階級制覇、UFC初の2階級同時制覇を達成している。
更に2017年には史上最高のボクサー、フロイド・メイウェザーとも対戦。敗北はしたものの、コナーマクレガーがフロイド・メイウェザーに当てた打撃ヒット数は当初の予想をはるかに超えるものであり、ボクシングテクニックの強さを世界に見せつけた。
その後、UFCライト級史上最高の選手ハビブ・ヌルマゴメドフとの死闘は今尚語り草になっている。
2021年にはダスティン・ポイエーに連敗。復活が期待されている。
・ファイトスタイル
打撃センスが抜群であり、空手、テコンドーをベースにした回転系の打撃。さらにカウンターの左ストレートは彼の代名詞である。典型的なストライカータイプのファイトスタイルだ。
・やべーヤツ
以上はwiki見ればいくらでも書いてある情報だ。この男について、その強さや英雄と言っても過言ではない戦績は語りつくされている。
この記事ではそう言ったどこにでも書いてある情報ではなくコナーマクレガーのやべーヤツっぷりにもしっかり触れていきたい。
・暴言
コナーマクレガーの代名詞と言えば、そのトラッシュトーク(試合前の煽り合い)である。本当によくそんな悪口思いつくな・・・!!!と言う暴言の数々を彼は言ってきたのだが、一部抜粋しよう
「足にキスしてろ、ナチ」
ドイツ人選手 デニス・シヴァーへTwitter上にて
「お前の妻、子ども、友達がお前と認識できないくらいボコボコにしてやる。顔面の構造を変える」
エディ・アルバレスに対して
ちなみにメイウェザー戦の時はお互い煽りに煽りまくっていたが、コナーマクレガーのトラッシュトークのマシンガンっぷりに辟易したメイウェザーが最終的には口をつぐむほどだった。
バチバチに煽り合う二人の動画
・犯罪・トラブル
マクレガーは口だけの男じゃない。
行動だって破天荒そのものだ。
相手選手の乗っているバスを襲撃
ハビブ・ヌルマゴメドフと大揉めした際には彼の乗っているバスに台車をぶん投げる暴挙に出る。その結果全く関係のない選手二人が負傷。試合に出れなくなる。
爺さんをぶん殴る。
酒場でマクレガーは周りの人に自身がプロデュースする酒を振舞っていた。しかし、一人の老人だけがその酒を飲むことを拒否。結果爺をぶん殴る暴挙に出る。
携帯破壊
マクレガーの写真を撮ろうとしたファンの携帯を破壊
ドチンピラである。
ここまで、コナーマクレガーのヤバいところばかり書いてきたが、もちろん彼にも良いところはある。それは、愛妻のディー・デブリンとは有名になる前から付き合っており、非常に彼女と、彼女との間に出来た子供たちのことを溺愛している。
破天荒で荒くれ者の彼も家に帰れば良いパパなのだ。
・・・暴言、暴行をしまくるけど、家族には優しいなんて、まるでマイルドヤンキーではないか。