１１/１９日、ONE Fight Night 4に出場したロッタンが改めて武尊にラブコールを送った。
ロッタンの対戦相手はイタリア人としては初めてムエタイで世界王者になったラシリ。油断できない強敵だ。しかし、試合前にもかかわらず、ロッタンが見据えているのはラシリではなく、シンガポールから遥か遠く日本の武尊のようだ。
試合前の記者会見でロッタンは日本キックボクシング界の至宝、武尊と那須川天心に言及。その内容を一部抜粋してみた。
『本当は天心ともう一回したかった。でも、彼はボクシングに転向してしまった。でも、武尊がフリーだと聞いて戦う機会だと思って対戦要求した。試合はどこでもいい、日本でも、どこでやっても世界の人が注目すると信じている。』
武尊と那須川天心のどちらがハードな試合になるか？聞かれると
『分からないけれど、二人よりも僕の方が強いと信じている』
武尊との試合はイメージできているか？と聞かれれば
『１ラウンドから壮絶な打ち合いになると思う。僕と似てるスタイルの選手と戦うのはすごい楽しみだし、ぜひやりたい』
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— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) 2022年11月18日
🗣 "破壊神"ロッタン🤖からメッセージ❗️
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やあタケル
ONEチャンピオンシップで待っているよ
僕と戦ってくれ
ONEフライ級ムエタイ世界王者は、この後10時から始まる #ONEFightNight4 に登場💥
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さて、試合はというとロッタンが流石の強さを見せてラシリを圧倒。
終始下がるラシリ、追うロッタンという構図。
試合途中、下がるラシリに対して闘士むき出しで『こいよオラァ！！！』的なジェスチャーも見られ、いつも通りの熱いファイトを見せてくれた。
結果は判定でロッタンの勝利。４連続防衛を成し遂げた。
・感想
まず、ロッタンとしてはめちゃくちゃやりたいんだろうな。
日本とタイだけでなく、世界中の格闘技ファンに注目されるようなカードだし、なによりも、最近敵なしのロッタンからしたら、強敵かつ自分と同じファイトスタイルの武尊との試合は純粋に楽しみなのではないかと思う。
問題は武尊選手だ。
復帰戦も行い、近々試合も発表すると話している武尊選手だが、手術したばかりだし、まだまだ心身共に休養が必要だろう。
更には今の武尊選手のインタビューを見ると、ONEと独占契約をする気はさらさらなさそうだし、あくまでもフリーの格闘家としてスポット参戦する形で活躍していきたいみたいだ。
そんな武尊選手の意向に対してONEがどういうリアクションを取るのか・・・
今日の試合を見て改めてロッタンの強さ、タフさを目の当たりにし、
『うわ・・・武尊と戦ったらどっちか死ぬぐらいやばい試合してくれそうや・・・』
と思ったのも事実。
二人の英雄が戦うことになることをいちファンとして切に願っています。
