紀元前23年。日本で初めて相撲がとられた!!!
これぞ、日本初の最強決定戦であったのだ!!!
・時代 紀元前23年
・対戦 野見宿禰VS当麻蹴速
・ルール 古代相撲
・勝敗 野見宿禰の勝利
紀元前23年頃、日本は第11代天皇垂仁天皇が治めていた
彼がいた大和国(現在の奈良県)には蹴速と言う、とても強い男がいたのである。
蹴速「俺、強すぎん?相手もうおらへんで・・・」
と蹴速が言っていたならば、出雲国(現在の島根県)に強い上にかしこい男がいるというではないかそれこそ野見宿禰であった。
それを知った垂仁天皇は現代の格オタのように、
垂仁天皇「見てえ・・・二人のうちどっちが勝つかみてえよぉ・・・」
と言いだし、二人は戦うことになりました。
さて、二人は相対したのですが、当時の古代相撲はなんでもありの戦い。
二人の戦いは組合でも投げ合いでもなく、蹴り合いだったのだと言います。
死闘の末、宿禰は蹴りで蹴速の脇骨を折り、倒れた蹴速の腰骨を踏み砕き、絶命させ、この試合は宿禰の勝利で終わったと言われています。
ちなみに宿禰はその後、天皇崩御の際の生贄を反対し、代わりに土偶を生贄の代わりに捧げるべしと言った理性的な人物でもあったと言われています。
この試合は日本で最初に行われた最強決定戦でもあり、その後脈々と続く最強を志す男達すべての源流となったのでありました。